2種類の育苗床

今日はいちごの育苗床について書こうと思います。

当農園ではいちご苗を2種類の方法で育苗しています。

一つは無仮植育苗、もう一つはポット育苗です。

無仮植育苗

写真の右側が親苗で、親苗から左に向かってランナーという蔓のようなものが伸びて

どんどん子苗がでてきます。

これが↓ 無仮植のランナーです。

ランナーは苗床を自由に這いまわって子苗を作るので、ハウスに植える前に

ランナーを切り離します。

次にポット育苗です。

すでに親苗からランナーを切り離し、ポットに子苗だけになっています。

(先日まで横に親苗が入ったプランターがあってそこから、ランナーが

伸びたのをポットに押さえて根をはらせてました)

ハウスに植える時はポットから苗をスポッと引き抜いて、そのまま

植えます。

なぜ、無仮植育苗とポット育苗を行っているかというと、一番はじめに

とれる大玉のいちごができる時期をずらすためです。

ポット育苗のいちごは12月ごろ、無仮植育苗は1月ごろに収穫できます。

また、いちごは時期のなかでたくさんとれる時と、少なくなる時が

あります。その場合も育苗方法を2種類行うことで、出荷のピークを

分散させることができ、安定供給にもつながっているんです^^/

どちらの苗も無事に育ちますように☆